〔ミックス21〕ノイズの除去

録音したときのノイズが大きい音源をもらう時があります。その時に私がやっているノイズ処理についてお話しします。


大前提として、いくらノイズ処理を綺麗にやったからといっても、ノイズがほぼない音源にかなうことは原則ありません。ノイズ処理をすると必ず音質は劣化します。

なので本当はノイズ処理をほとんどしなくて済むように、録音設備を整えるのが音質をよくする近道なのです…!


ノイズ処理


1、ノイズカット


2、クリック音の消去


3、ノイズ除去




1、ノイズカット

ボーカルがない無音の部分にノイズがあればその部分を削除するか音量をゼロにしています。間違ってブレスを消さないように細心の注意を払いながら、1000分の1秒単位でノイズをカットしています。


2、クリック音の消去

リップノイズやマイクのケーブルによるノイズ等を消去します。ただ、音質はほんの少し劣化するので、目立たなければ消去ません。

使っているのはiZotope RX7のDe-clickです。あまりにクリップ音が多くてひどいときは、MULTI-BAND (RANDOM CLICKS)のアルゴリズムを使っています。


3、ノイズ除去

ボーカルと被っている部分にノイズがある場合はノイズ除去をします。ただ、音質が劣化するので、ノイズが目立たなければ使いません。カラオケが静かな部分だけノイズ除去をして、サビなどはノイズが目立たないからそのままにするなんて時もあります。

使っているのはiZotope RX7のDe-humです。

ノイズ除去は最終手段だと思っていますので、あまり使わないようにしています。(中にはノイズ除去をするときれいに音質が劣化していい感じになる人もいますが…)


以上がノイズに対して私がしている処理です。ノイズと子音、空気感の音域が似ているのでなかなかノイズを取り除くのは大変です… 録音はノイズと音割れとの戦いですね!

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