〔ミックス22〕頭出しとは

更新日:2020年12月31日

ミックス師に依頼する際に「あらかじめ頭出しした状態で音源を提出してください」と言われることがあります。ただ、頭出しと専門用語をいわれても多くの人は困ってしまうのではないでしょうか?ちゃんと頭出しできているかなと心配になりながら音源を提出している人もいることでしょう。


今回はそんな頭出しについてお話しします。

ちなみに12ダースPにミックスを依頼する際は、頭出しをしてくれると作業が減るので嬉しいですが、しなくても構いません。


頭出しのいろは?


1、頭出しとは


2、なぜ頭出しをやって欲しいのか


3、やり方



1、頭出しとは

goo辞書によると頭出しとは「録音・録画したもののある部分を再生したいとき、その始まりを探し出すこと。」なのだそうです。つまり、頭出しの本来の意味は歌い始めが分かるようにするということです!

ただ、多くのミックス師は頭出しという言葉を次のような意味で使っています…


歌い始めや、各音源の再生位置が分かって、さらにファイルがまとめられている


もう少し具体的に言うと、

AメロやBメロ、サビ等をバラバラに録音した際に各々どのタイミングで再生されるべきものなのかが分かるようにして、

メインボーカル1、メインボーカル2、コーラス、ハモリみたいにファイルがまとめること

が頭出しになります。たぶん。


2、なぜ頭出しをやって欲しいのか

録音時に頭出しをすると一瞬で終わりますが、ミックス時に頭出しをしようとすると十数分かかるからです!


各音源がどのタイミングで再生されるべきものなのかというのは、録音時にしか機械的に分からないのです。ミックス時にどのタイミングで再生されるべきなのかを探そうとすると、歌詞と照らし合わせて大体の再生位置を把握し、カラオケ音源を聴きながら1000分の1秒単位で耳を頼りに探すしかないのです。これをそれぞれの録音ファイルすべてに行わなくてはいけません。

フルコーラスでだいたい録音ファイルは10個くらいですので、正直面倒くさいことこの上ないです…!


3、やり方

なんだか他のサイトだとややこしく難しそうに説明していますが、超簡単ですよ。


各音源の再生位置の指定

音源の書き出し(エクスポート、出力)の範囲をカラオケ音源の始まりと終わりと同じにするだけです!

うまくいけば書きだされた音源の長さがカラオケ音源と全く同じになるはずです。


ファイルをまとめる

一発録りの人は関係ないですが、パラ録りの人は録音ファイルがたくさんになってしまうはずです。人によってはトラックもたくさんになってしまうのかなと思います。


メインボーカルを書き出す際には、メインボーカルのトラック又はファイルだけが再生されるように、他のトラック又はファイルをミュートにします。コーラスの際は、コーラス以外をミュートです。



以上、ミックス用語で分かりにくい頭出しについて説明させていただきました。

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